【6次産業】未加工、工数減。初期投資0の付加価値づくり【宿命の農作物】

地球環境に関心が向いてきました。
自然や動物と共存を目指す私としては喜ばしい流れですが、
農薬の完全否定など極端な思想の方もいらっしゃるのが悩みどころ。

盲目的に自分の正義を貫くのも結構ですが、
多方向から物事を見れてもいいですね。

あ、遅ればせながらこんにちは。

今日は小規模農家さん、家庭菜園農家さんだからこそできる、
農作物の利益増加の方法をご紹介します。

農業界の方向と、世界のトレンド

農業界の方向

農業資材が高騰を続ける中、
農作物の価格は変わらず、豊作で忙しいほど安くなってしまう農業界。

加えてIT導入によるスマート農業が推進や、
食糧危機の不安の煽りから、
国の農業方針は完全に薄利多売です。

薄利多売戦略で勝負が出来るのは農業法人のような大きな組織。

個人事業や家庭菜園では、
ジャムやお菓子等へ加工し付加価値で販売するとしても
より稼働や労力を費やされ、さらには設備投資や加工業者との契約等、
ハードルは非常に高いことが現実です。

規格外野菜たちは、安くたたき売られるか、堆肥化か。

小規模農家や昔ながらの農家には、この流れは酷なものです。

世界のトレンドは「感性」

世の流れと言えば、西洋占星術で「風の時代」と言われています。

占星術は星読み。
宇宙からの超俯瞰で、地球にそんな周期が訪れていると見ています。

風のように自由で、気楽に、どこにでも行ける多様性と、
感性や感覚、共感といった、理論より感情、精神性の高いフェーズのようです。

これが世界、いえ、地球のトレンドと言えます。

流れに乗ろう

流れを変えるには、時間も体力も精神力もお金も使います。
流れが大きければ大きいほど力は強く、変えることは難しい。

ならばいっそのこと、流れに抗わず、
流れに乗ってみませんか?

乗るなら、農業界の波より大きい世界の波。

理屈じゃなく感覚。
感性、共感、自由の風の流れ。

もとより生き物を相手にする農業は、
感覚的な側面も強く、この風の流れと相性は良いです。

この流れを味方につけて、農作物を自由に売れると楽しそうですね。

上手くいきますように…そんな時何をしますか?

我々は常に「なんかイイこと起きないかな」と運を引き寄せようとしています。

何か事が起きるとき。
たとえば
・試合の前
・商談の前
・面接の前
これまでの集大成を発揮しなければならない時。

頑張った結果、あとは運任せ。天任せ。
なるようになる。

少しでも運が味方に付くように
神社に行ったり。
何かに祈ったり。
精神統一したり。
精神世界に向き合おうとしていますね。

「うまくいきますように」とお守りを手渡されたら
「なんかうまくいきそう」と思いますよね。

運動部だとミサンガが流行りましたね(最近はないのかな)

何が言いたいのかというと、
年齢性別問わず「おまじない」「ゲン担ぎ」は誰もがすること。

私は、おまじないが付加価値になると考えています。

イイ日に収穫した農作物。宿命の農作物。

農業で絶対に行うことの一つ。

「収穫」

イチゴ狩りやブドウ狩り等があるように、
消費者も、収穫は特に特別なものだと感じています。

植物たちだって刈り取られるのですから特別な日です。

毎日同じ日は来ない。
毎日毎日に意味がある。

だからこの特別な日が、特別に意味のある日だと、もっとイイと感じませんか?

たとえば収穫日が
・大安の日
・一粒万倍日
・誕生日
・結婚記念日
等など。

一粒万倍日に収穫された作物を食べると、なんか金運UPしそう!とか。
自分の誕生日に収穫された作物を食べると、自分の力が上がりそう!とか。

このような特別な日は、一年に数回しかありません。

自然相手ですから、収穫を逃すと次は無い…かもしれません。

もっとフレキシブルに、まんべんなく、イイ日が巡ってこないか。

調べました。

ありました。

一定周期で訪れるその人にとってのイイ日

誰もが意味を持って生まれてきます。

誕生日占いが当たるのは、
占いではなく長年の蓄積されたデータから解析した統計学だから。

つまり一定の周期がある証拠です。

同じように、誕生日をキーに、周期を図る統計学でマヤ暦があります。
紀元前の中米で3000年もの栄華を誇ったマヤ文明の天文学です。

説明は割愛しますが、
その日に流れるエネルギー次第で、その日に生まれた人のエネルギーが決まります。
その人のエネルギーと相性の良い日に収穫した農作物が助けてくれそうです。

ゲームで例えると、
炎属性のキャラだったら、炎系のアイテムで能力UPしますね。
その属性はマヤ暦では20種類あり、毎日組み合わせが違うのです。
この周期がまんべんなく訪れるため、収穫日も指定しやすいのです。

全員一緒じゃなく、「その人にピッタリの日」と特別感もありますね。

勝負の日に”カツ”と同じ願掛け

日本人は昔から願掛けが大好き。

勝つ=カツ と掛け、かつ丼やカツカレーを食したり。
大安や一粒万倍日に宝くじを買ったり。
試験前に合格祈願に行ったり。

頑張った最後の念押しです。

「試合当日の朝に食べるのは、
 スーパーで売っているバナナじゃなくて、
 自分の力をUPさせてくれる特別なバナナ!」

なんて聞くと、うまくいきそうな気がしませんか?

そんな「なんかイイかも。」というおまじない。ゲン担ぎ。

これが付加価値です。

収穫日を指定するだけだからすぐに始められる

付加価値つくりは、決して加工だけではありません。

「いい日に収穫した」ことが付加価値です。

指定した日に収穫できる農作物ならば、
どんなものでも実現可能です。

・加工せずに付加価値つくり
・規格外も関係ない
・設備も初期投資も不要

必要なのは「畑に向き合う気持ち」です。

気持ちが宿るから「私のために収穫してくれた」と、
付加価値に磨きがかかるのです。

オススメの作物

必須:指定日に収穫できるもの

「指定した収穫日に収穫」が必須条件です。
そのためハウス栽培なら確実です。

しかし収穫日は複数候補をあげますので、
露地栽培含めほとんどの作物が可能と言えます。

容易に導入可能:熟成期間があるもの

ご注文者様によっては受取日指定を希望されます。

そのため、収穫~出荷までに猶予がある追熟させる作物ですと運用が容易です。

・サツマイモ
・カボチャ
・柑橘系や梨等の果実

容易に導入可能:年中収穫できるものや多品目栽培

コンスタントに注文をいただくには、いつでも対応できる品ぞろえが理想です。

・ハウス栽培
・季節ごとに様々な農作物を作っている
 (サブスク形態にも対応できます)

導入可能:季節もの

露地栽培等、収穫が秋に縛られる作物は、その期間限定販売や予約販売が可能です。

・イチゴ
・梨
・サツマイモ

難しいが可能:痛みが早いもの

注文者様が到着日の指定を希望される場合、鮮度が優先されます。
注文者様に複数の候補日を挙げていただくか、他のイイ日を探します。

・青菜類
・イチゴ等のデリケートな果実

まとめ

国内の食品自給率は低下しています。
そのため国も着目しており、農業界は変革の時を迎えているとも言えます。

しかしIT化や効率化によるスマート農業は、
農業に憧れを抱く人々の、古き良き農業のスタイルとかけ離れ、
農業法人など薄利多売戦略でなければ戦いづらい状況です。

小規模ながら戦ったり、お小遣いを稼ぐには、
付加価値をつけて売っていくしかありません。

初期費用をかけられない小規模農業だからこそ、
作物一つ一つに向き合い、心を込めて収穫ができます。

心を込めて、特別な日に収穫。

これぞ付加価値ではないでしょうか。

特別な日や、頑張りたい日、失敗したくない日。
これまで頑張ってきたから最後の願掛けとして。

愛情をこめて育てた農作物たちが、
食べる人を幸せに出来たら素敵ですよね。

そんなお手伝いになるかもしれない
おまじないの「宿命の農作物」。

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